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副業の仕事内容を検索すると「ウェブライター」や「動画編集」「デザイナー」などをよく見かけますが、スキルも経験もない自分には無理だと思っていませんか?

実は、これらの仕事で収入を得ている人みんなが、その道のプロだったり、経験を活かして始めた訳ではありません。副業で稼ぐ人たちがどんな内容の仕事をしているか、どんなツールを使っているかを理解すれば、意外とできる副業はたくさんあります。

今回は、人気の稼げる副業の仕事内容や始め方を紹介します。私は今回紹介している仕事は全てゼロから経験済みです。結論、何のスキルもない方でも今回紹介する全ての副業はできます。

知っておくと良い情報として、副業の案件には、「①自分にスキルがないから頼む」「②手が回らないから頼む」の2パターンがあります。現在は②の方が多く、この場合は単純作業の部分を外注して自分の手を空ける意図が強いので、初心者でも手が出せる、という構図です。

まずはそれぞれの仕事内容を理解し、やってみたいことを見つけましょう。興味を持ったら、それぞれの詳しい始め方の記事をチェックしてみて下さいね。

ウェブライター

スキル・資格なしでもできる本格的な副業の代表格はウェブライターです。

文章を書くのが極端に苦手じゃなければ、誰でも今すぐ始められます。まずはウェブライターの仕事はどんなものがあるかを紹介します。

ウェブライターの仕事例

レビュー投稿

ウェブライターの仕事の中で最も簡単な作業がレビュー投稿です。

その名の通り、商品やサービスのレビューを投稿するだけですので、他のレビューなどを調べて自分なりの文章で投稿していく簡単な作業です。

ただ、私はあまりおすすめしません。理由としては、あまり稼げないこと、自分にノウハウや経験が積み上がらない=いつまでも収入が上がらないからです。

後述するクラウドワークスの受注実績を増やす目的でやってみる程度が良いでしょう。

この後紹介する記事制作も、あなたが想像するよりも簡単なので、そちらに挑戦することをおすすめします。

台本制作

ここ数年で一気に増えた案件がYouTubeのシナリオライターです。

ゆっくりボイスをはじめとしたAI音声が読み上げて、投稿者の顔出しなしでエピソードや雑学を解説している動画を見たことはないでしょうか?あの手の動画の台本を作るお仕事が増えています。

案件によっては専門知識が必要だったり、話を作るセンスが必要だったりしますが、実はAIを活用してかなり簡単に作ることができます。ただし、クライアントに対してAIで作ったものを納品するのは若干リスクがありますので、むしろこれは自分でYouTubeチャンネルを作って運営した方が良いと思います。

この記事では主にクライアントに自分で作ったものを納品して報酬をいただく、堅実な副業の情報を紹介していますので、今回は紹介を省きます。

AIでの台本作りや動画の作り方はこちらの記事で方法を解説していますので、興味ある方はこちらをチェクして下さい。

記事リンク

記事制作

ウェブライターの仕事例として代表的なのが記事制作で、ブログ記事を書いて投稿することが大まかな仕事内容になります。ジャンルは多種多様で、専門的な分野からゴシップ、旅行・グルメ・レジャー情報、おすすめの映画・ゲームなどのエンタメや趣味に関するものなどがあります。

何を選ぶべきかわからない場合は、グルメやレジャー情報がやりやすいです。グルメやレジャーの情報は基本的に事実の紹介(場所、概要、営業時間、人気のサービスなど)に、経験があれば自分の感想、なければレビューから引用をプラスするだけで作れます。

記事制作の仕事は、どこからどこまでやるかは案件次第ですが、大体は以下のパターンのどれかです。

  • 記事のタイトル一覧から作りたい記事を選んで、構成の通りに執筆
  • 記事のタイトル一覧から作りたい記事を選んで、構成を作って執筆
  • テーマからタイトル・構成を作って執筆

上から簡単な順番になっています。

タイトル一覧から選んで、構成ができているものの例としてはこんな感じです。

台本例

ちなみに上記はこの記事のために作った例のため簡潔なものですが、私が実際に外注ライターに指示する際にこんな感じの構成を渡しますし、私が案件を受けた際にもこんな感じのドキュメントが用意されていました。ウェブライターはこの内容に沿って、調べて記載していくのが基本的な作業内容になります。

ウェブライターの収入例

ウェブライターの報酬は文字単価で計算されます。

※例 文字単価1円で4000文字の記事を作成=4000円の報酬

私の経験と周りのウェブライターの実情から、ウェブライターの収入例はこんな感じです。

  • クラウドワークスで受注している超初心者=1記事2000円から3000円、月3万円から5万円
    文字単価0.5円前後のライターはこれくらいのイメージです。
  • クラウドワークスで複数受注している駆け出しライター=1記事4000円から5000円、月10万円前後
    文字単価1円前後で20記事くらいのイメージです。
  • クラウドワークス+直接案件受注している中級者=1記事6000円から8000円、月15万円前後
    文字単価2円前後で20記事くらいのイメージです。
  • 企業専属で受注している上級者=1記事10,000円から30,000円、月20〜40万円
    ここまでくると収入もかなり幅が広がります。企業専属で取材に行ったり、撮影もできたりすると報酬はかなり高くなります。私の周りで最も成功しているウェブライターは月35万円くらいですが、ライタースキルだけで年収800万円くらいの人もいます。

ウェブライターになる方法

「ウェブライター」を名乗るのに定義はありません。名乗ったタイミングであなたはもうウェブライターです。

こんな感じの解説をよくみます。これは間違いじゃないんですが、ビビりな私は「そんな精神的な話じゃなくて、自信持って名乗れる定義が欲しいんだけどなぁ」「っていうか、それだと名乗っても嘘になるし、そもそも名乗って良いかどうかじゃなくて、私が何をしたらウェブライターとして稼げるのか知りたいんだけど」と思っていました。

今の私は誰に対しても「ウェブライターやってます!ウェブライティングできます!」と言えますが、これはやはり実際にウェブライターとして報酬をもらった経験が大きいです。

下記の記事では、超具体的に「ウェブライターになる」方法を、必要なスキルの身につけ方、ツール、仕事の取り方から解説しています。この記事の通りに進めれば確実にウェブライターになれます。

よくあるスクールへの誘導や販売などは一切なく(そもそも私はノウハウを販売していません)、繰り返し記事を読んで紹介している練習を実践すれば必ずできますので、ウェブライターに興味を持ったらぜひチェックしてみて下さい。

詳細記事リンク

多く稼ぐなら他のスキルや副業と掛け合わせる

前述の一番稼いでいる例は、相当なライティングスキルが必要で、あなたに無関係な話と感じましたか?

ライティングスキルは高いに越したことはないんですが、上記の収入を目指すだけなら、ライティングスキル以上に必要なものがあります。

それは、ライティング+あなたができることです。

上記の例でも撮影、取材といった文言が出てきていますが、記事に掲載する写真や動画が作れたり、記事を細かく分解して画像や動画と一緒にSNSに投稿したりできれば、ウェブライティングの枠を超えた大きな収入が得られます。

ちょっと想像してみて欲しいんですが、あなたが企業の担当者として商品やサービスの売り上げを伸ばすためにやることは、記事を投稿、SNSを投稿、それに必要な文章、動画、画像などを全て自作または外注しなければなりません。

その際に、記事の文章はAさん、動画はBさん、撮影はCさん…なんてやってたらやり取りに時間を取られる上に割高になりますし、そもそも人材を見つける時点でかなり大変です。

そんな最中に「それ全部できます!3人に頼むより安いです!」なんて人が現れたら絶対その人に依頼したいですよね。

複数のスキルを持っていることは、多くの企業にとってこれだけ魅力的な人材になるということです。しかも、マルチスキルの場合、それぞれのクォリティがそこまで高くなくても良い場合が多いので、ライティングスキルを上級者レベルまで高めたり、TVで見るような記者を目指すよりも現実的です。

※それぞれのクォリティが高くなくても良い理由は、ブログ、SNSなど投稿から集客や認知拡大をする場合、質以上に継続と数が重要なためです。

この記事で紹介している他の副業の情報もチェックしてみて下さいね。

グラフィックデザイナー

こちらは主婦に人気の副業です。体感ですが、絵が得意などの特性がない人がウェブライターかデザインの2択で迷う場合、文章を書くことに抵抗があったり、イメージでどちらに憧れるかでグラフィックデザインを選んでいる方が多い印象です。

グラフィックデザインもウェブライター同様簡単な仕事から本格的なものまで多数ありますので、実は誰でもできる仕事であることは間違いありません。憧れはあるけどハードルが高いんじゃないか?絵が描けないとダメなんじゃないか?と感じている方は、ぜひこのまま読み進めて下さい。

それでは簡単にグラフィックデザイナーの仕事内容からご紹介します。

グラフィックデザイナーの仕事例

グラフィックデザイナーの仕事はかなり多いので、少し種類を絞ります。

アイコン・バナーデザイン

SNSのアイコンやバナーを作るお仕事で、グラフィックデザインでは最もライトな案件の一つです。ただ、この分野では絵が描ける人が強いです。絵が苦手な方は手が出しにくいかもしれません。

絵が得意な方には私が何か言うまでもなくできますし、絵が苦手な方はそもそもやらない方が良いので、私はここは特におすすめしません。また、ライトな案件はどれもそうですが、積み重ねてもあまり実績もスキルも発展しないので、案件を受けることに慣れるためにやるくらいが良いです。

YouTubeのサムネデザイン

その名の通り、YouTubeのサムネを作るお仕事です。アイコン・バナーデザインと同じくらい案件が豊富でありながら、絵のスキル不要でおすすめです。さらに、YouTubeのサムネイルは基本的に同じ方に依頼するので、SNSアイコンやバナーに比べて単発で終わ理にくいメリットがあります。

名刺・チラシ・ポスター・商品パッケージのデザイン

こちらは上記2つと違い、印刷物のデザインとなります。

デジタルの画像を作るのに比べて、印刷時の設定が加わるため若干難易度は上がりますが、今は印刷サービスのサイトやデザインツールで各媒体やサイズに合わせたテンプレートが用意されているので、専門的な知識は不要です。

ロゴ・看板デザイン

ロゴマークのデザインは単価の幅が非常に大きいお仕事です。安いと3万円以内、高い人は有名デザイナーレベルで数100万円まで幅があります。※ちなみに私は10万円からで設定してます

ここも絵が描ける方が強いのは間違い無いですが、数字や文字、記号などを組み合わせるだけでもロゴデザインは十分作れますし、このブログでもいっぱい紹介しているAIをうまく使ってデザインを作るなどの方法もあります。

グラフィックデザインは大きく分けると2種類

上記のように、グラフィックデザインは「印刷の有無」で大きく分けられます。

想像の通り、初心者が手を出しやすいのは印刷のないデザインです。

ここで挙げた他にも、ホームページやランディングページの画像作りや電子書籍の表紙デザイン、SNS投稿の制作、LINE公式アカウントのリッチメニュー、投稿用画像制作などデジタル画像案件の方が募集が多くて難易度も低いため、この辺りから始めるのがおすすめです。

グラフィックデザイナーの収入例

グラフィックデザイナーの収入は幅が大きいため、平均が参考になりません。そのため、スキルゼロの初心者がどれくらいで、どこまでを目指せるかを紹介します。

私もスキルゼロからデザインの仕事を今でも続けているので、現実味がある例だと思います。

クラウドワークスで受注している超初心者=月3万円から5万円

3000円前後のデザイン案件を10件ほど納品するイメージです。

クラウドワークス+知人やコミュニティから受注する初心者=月5万円から10万円

クライアントが増えて、納品件数が倍くらいになります。「知人やコミュニティから受注」については、こちらの記事を参考にして下さい。

完全初心者が辿り着ける限界であり、理想がここだと思います。ここから先のステップは、次の項目で紹介します。

記事リンク【初心者デザイナーが月10万円稼ぐためにやること的なタイトル】

グラフィックデザイナーになる方法

ウェブライター同様、グラフィックデザイナーにも定義は存在しません。いつでも名乗ることが可能ですが、問題は自信を持って名乗れるかだったり、仕事を受けて大丈夫か不安だったり、自分の現在地がわかりにくかったりする点だと思います。

私から言えることは、下記の記事を理解して、記事内の宿題を練習すれば上記の「月10万円稼ぐデザイナー」には絶対になれる、ということです。

こちらもウェブライティングと同じように何かの誘導やお金がかかったりしないので、記事をよく読んで、繰り返し練習できる宿題に挑戦してみて下さい。

詳細記事リンク

動画クリエイター

動画編集の仕事もコロナ禍以降、急激に増えました。ウェブライティングやグラフィックデザインに比べて、動画編集は難しい印象があるのではないでしょうか?

おそらくその理由は、動画編集は「編集ソフトを使う」ことが明白で、編集ソフトの使い方を学ばないとできないことが想像できるからだと思います。

でも実は、動画編集ソフトもかなり進化していて、簡単な動画なら動画編集者じゃなくても作れるんです。

この記事では、簡単な動画でも通用する仕事を中心に紹介していきます。

動画クリエイターの仕事例

インスタ、YouTube、TikTok投稿制作

動画編集・制作の案件で最もライトなのはインスタリール、ストーリー用やYouTube、TikTokの動画制作です。この仕事も記事冒頭で記述した通り、「自分の手が回らないから頼む」案件ですので、基本的なカット、テロップ入れができれば誰でも作れます。

SNS投稿は頻度が重要なため、まとめて依頼してくれることもメリットです。また、後述する仕事にステップアップしていくために、どんな動画や投稿が反応が良かったか(再生数やいいねの数)を常にチェックしましょう。

広告用動画制作

同じ短い動画ではありますが、上記の仕事よりもクォリティを求められるのが広告用動画制作です。少し手の込んだ編集を求められますが、本格的な編集スキルが必須とまではいきません。インスタやショート動画の投稿で動画編集に慣れたらできるレベルです。

動画自体のクォリティを求めるクライアントもいますが、実際に広告で成果を出すのは難しい編集ではなく、基本構成や商品力、キーワードの影響が大きいです。

ショート動画の案件で反応が良かった動画の構成や投稿のキーワード、投稿する時間などをチェックして学んでおけば広告の成果を出しやすいため、クライアントに喜んでもらえる動画が作れるようになります。

YouTube動画編集

ショート動画で編集に慣れたら、長尺の動画編集にチャレンジしてみましょう。

編集といっても、カットやテロップ入れだけの案件など簡単なものもありますので、良い案件があったらここから最初に手を出しても良いかもしれません。

YouTubeの動画編集も、複数本まとめての依頼だったり、複数人に依頼していて早い人は多くこなせて報酬が高くなるケースがほとんどです。

ここまでできたら次のステップへ

上記の案件をある程度こなせる頃には、大体月10万円くらいの収入になっていると思います。次のステップとして、自分のホームページやSNS、ココナラなどでサービスを掲載して自分で仕事を受けましょう。

受注が少ない場合に備えてクラウドワークスの案件は様子を見ながら継続し、最終的には自社受けのみで目標額を稼げるのが理想です。

クラウドワークスから独立して案件を受けるにはこちらの記事を参考にして下さい。

動画編集で稼ぐために必要なこと記事リンク

動画クリエイターの収入例

動画クリエイターの収入は受ける仕事の範囲で顕著に変わります。わかりやすいように、上記で紹介した仕事の順番にステップアップしていったとして収入がどんな感じになるかをまとめてみます。

クラウドワークスからの投稿用ショート動画制作のみ=月3万円

1本500円から1,000円、月に30本作るイメージです。

クラウドワークスからの投稿用ショート動画制作+広告動画制作=月5万円〜10万円

広告用動画は構成から作る場合、どんなに安くても5,000円程度です。※相場はフリーランスでも3万円〜

広告用動画を受けられるようになる頃から、それなりに稼ぎやすく、楽になってくるので、ここまで地道に頑張ってみることをおすすめします。

広告動画制作+YouTube動画編集=月15〜20万円

編集作業のスピードが上がってきたら、ショート動画の制作をやめてYouTube動画編集の案件を受けましょう。

YouTube動画の編集は特に、できるだけ同じ人に頼みたいというクライアントの背景があります。そのため、案件自体が継続保証だったり、時間給制だったりしますので、ある程度まとまった収入が見込めます。

クライアントとのやりとりも増えるので、単価交渉含めて仕事を拡大してもらうチャンスも多くなるでしょう。

動画クリエイターになる方法

動画クリエイターにも、仕事を受けるための資格は存在しません。ただ、編集ソフトを持っていて使えることが最低限のラインかと思います。また、動画案件はプロジェクトファイル(編集データ)を納品するケースがほとんどです。

編集ソフトが違うとプロジェクトファイルの共有が難しいため、そもそも案件を受けることができません。仕事を受けるにしても、ある程度の用語の理解や編集環境(どのツールを使っているか)が条件に入っていることが多いため、まずはこちらの記事を参考に環境を整えて、練習から始めて下さい。

記事内では無料で使えるツールを紹介していますので、練習から実践できるようになるためにお金はかかりませんので、安心してトライして下さい!

動画編集のトレーニング記事リンク

動画編集ソフト紹介記事リンク

ウェブデザイナー

ウェブデザイナーは、ホームページやランディングページのデザインを作る仕事です。最近では、ホームページ制作そのものを指す意味で使われることもあります。

ここでも、ホームページ制作案件を受ける人=ウェブデザイナーとして記述していきます。

ちなみに私は、この記事の副業全て経験していますが、最も実績が多く、スキルに自信を持っているのがウェブデザインです。始めた頃はプログラミングはもちろん、ライティングしかできない状態でしたが、6年目の今はデザイン会社の外部パートナーとしてディレクターをしています。

「やってみたい」まま何をして良いかわからないし、自信もないという気持ちはわかるので、力になれるよう、できるだけわかりやすく書きますね。

ウェブデザイナーの仕事と収入

ここでは、ウェブデザイナーはウェブサイトを作る人として記述しています。そのため、仕事例は基本的にホームページ、ランディングページ制作程度にしか幅がありません。

また、報酬の入り方や稼ぎ方もここまで紹介した副業と少し違うので、その点をまずは解説します。

ウェブデザイナーの収入の基本

ウェブデザイナーの収入は、サイト制作費と保守管理契約、更新費用が基本です。

サイト制作は早くて2週間、時間がかかる種類のものは数ヶ月かかるため、報酬の支払いを複数回に分ける場合があります。

保守管理契約とは、ブログ記事の更新や画像の差し替え、メンテナンス、簡単な更新などの管理契約のことを言い、多いのは月額2万円〜5万円くらいの契約です。

更新費用とは、保守管理契約の範囲を超えた大きな更新や作業の依頼があった際に別途見積もりで精算する、いわゆる追加発注です。これは内容によって金額が変わります。

ウェブデザインの種類

用語として、Webサイトの種類をいくつか紹介します。

聞き慣れない言葉もあるかと思いますので、「あのサイトはこれになるのかな?」と考えながら読んでみて下さい。

ランディングページ

商品やサービスに焦点を当て、「購入/申込/予約/登録」などの目的に誘導するためのセールスページです。ページ数は少ない反面、サービス紹介や誘導するための工夫など、デザイン要素が求められます。

参考価格:私がお受けした実例では、制作期間は2週間から1ヶ月、価格は15万円から40万円くらいが多いかなと思います。

コーポレートサイト

企業の公式サイトです。基本的な企業情報、サービス紹介、スタッフ紹介、会社沿革などを掲載します。

報酬の参考:私がこれまでお受けした価格は1件あたり20万円から50万円くらい、制作期間は1ヶ月が多いです。

オウンドメディア

企業公式の記事を掲載するサイト。簡単に言うと、コーポレートサイトにブログ機能を加えたものという理解で大丈夫です。

報酬の参考:私がお受けしたオウンドメディアは特殊な契約だったので総額300万円くらいですが、一般的にはコーポレートサイト+10万円くらいじゃないかと思います。記事投稿があるので、保守管理契約が他よりも高くなる印象です。

ポートフォリオサイト

実績を掲載するサイト。これから副業を始める方は、必ず通る道になります。自分用のポートフォリオサイトも作りますし、フリーランスの方はみんなこれを欲しがります。

報酬の参考:ここは割と価格崩壊を起こしていまして、安かろう悪かろうですが1万円〜などがあります。

ただ、この記事と後述の詳細記事でお伝えするスキルを身につければ、基本的に最低でも10万円で販売できます。

制作期間は早くて2週間くらいです。

ブログサイト

名前の通り、ブログを掲載するサイトです。これからウェブデザインをする方は、あまりブログサイトとして制作する機会は多くないかと思います。

私も知人や自分用に作ったことしかないため、体験に基づく正確な情報は持っていません。クライアントが個人になることが多いので、クライアント側で収益の見込みがある場合以外は、コーポレートサイトよりも安くなるんじゃないかと思います。

ECサイト

決済機能のことをEC機能と言い、サイト上で決済ができるウェブサイトをECサイトと言います。Webサイト制作では基本的に最も単価が高いのがECサイト制作です。

私は企業のECサイト制作は100〜120万円くらいから受けていますが、倍くらいが相場なので正直安売りしすぎてるかな、と思っています。

制作期間は販売する商品が多い場合2ヶ月以上かかります。

ここも商品登録など更新する内容が他のサイトよりも多くなりますので、保守管理契約費用が高めになります。

ウェブデザイナーになる方法

ウェブデザイナーも特にサービス販売のための資格はありません。

ただ、実際にホームページが作れる必要があります。未経験の方にとってホームページの作り方は全く想像がつかないと思います。こちらの記事で実際にホームページを作る手順を紹介していますので、記事を読みながらトライしてみて下さい。

未経験者向けですので、プログラミング知識もスキルも不要で、パワーポイントで資料を作る感覚でホームページが作れるツールを使ってお伝えしています。

費用もかかりませんので、ぜひチャレンジしてみて下さい!

詳細記事リンク

SNS運用代行

最後に紹介するのはSNS運用代行。何やら難しそうな響きですが、冒頭の②に分類される「手が回らないから頼む」仕事が多いため、未経験でも応募可能です。

SNS運用代行の仕事例

SNS運用代行の仕事は種類というよりも、担当業務の多さで別れます。ハードルが低い順に紹介していきます。

投稿だけを代行

投稿用の画像、動画、文章を作って、指定された時間に投稿するのが基本的な作業内容です。投稿に画像、動画をどの程度含めるか、クォリティはどれくらいかによって報酬は変動します。

未経験でもできる動画の作り方に関しては前述の通り、こちらの記事を参考にして下さい。

動画記事リンク

設定などを引き継いで投稿、返信、DM対応

前項の投稿に加えて、コメントへの返信やDMへの対応など、運用を丸ごと代行。

投稿だけを代行する仕事と違い、アカウントの方向性や戦略の部分でも成果を求められるので、未経験では難しいと思います。投稿だけを代行する仕事をしながら、「どんな投稿にいいねが多くついたか」を分析したり、その他の数値の分析の仕方を学んだりしながらステップアップしていきましょう。

おすすめは、飲食店などの店舗アカウントに格安で提供し、実績を積んでいくことです。成果が出て自分に自信が持てたら、正式に丸ごと代行案件をとりに行きましょう。

アカウント設計から全て代行

アカウントを最初から設計して運用していくお仕事です。

これは丸ごと運用代行を経て、立派なマーケターとして自信を持った段階でチャレンジするお仕事になります。

SNSマーケターになる方法

SNS運用代行の仕事からマーケターになるためのロードマップは、下記の記事に掲載しています。

未経験の方がまずやるべきことから紹介していますので、そちらもぜひチェックして下さい。

詳細記事リンク

まとめ

今回は、未経験からでもできる副業を紹介しました。

それぞれの項目に、実際に始めるために必要なことを全て記載した記事のリンクを置いていますので、興味を持ったらそちらもチェックして、ぜひ実践してみて下さいね。